寒い季節となると、温かい食べものが恋しくなります。日本では四季があるため、季節に応じた食べ物がたくさんあって食の都と称されるのも理解ができるでしょう。鍋料理が冬を代表する味覚ですが、幅広い地域でいまでは食べられるようになったものがあります。それは関東風おでんで、もともとは関東圏内でしか食べられなかったもの。

しかし、色んな地方から上京をされた方によって地方にも普及をしていき、いまでは全国区となりました。本格的な業務用関東風おでんが食べたいという方もいるでしょうが、その際はガラス容器を使用すれば簡単に作ることが可能。業務用だと牛すじや卵などが入るため、長時間煮込んで作るのは基本です。家で作るにはハードルが高そうですが、業務用ガラス容器を使ったら短時間で具材に味を染み込ませることができます。

まず円筒形のガラス容器を購入をしますが、3リットルサイズがおすすめです。そのなかに水・醤油・昆布を入れて出汁を先に作りましょう。あとで牛すじやコンニャクといった加熱しにくいものを入れます。フタを閉めてからコンロに置いて、火にかけていき約2時間煮込めば完成です。

通常は2日以上も煮込んで作るのが関東風おでんですが、その日のうちに仕込んで食べられるのは、ガラス容器の魅力。圧力鍋と同じ環境をガラス容器で再現をすることができ、しっかりと加熱をして調理ができます。夕飯のおかずからつまみにも良い料理で、冬のごちそうです。